仕事行きたくない…吐き気やストレス、憂うつな気持ちでいっぱいの毎日。心の叫びに耳を傾けて

  • 更新 | 2020.08.07 公開
仕事行きたくない...吐き気やストレス、憂うつな気持ちでいっぱいの毎日。心の叫びに耳を傾けて

常に吐き気や動悸を感じながら、お仕事を続けていませんか?
著者:ひめてぃぶ(@fukuchan927)

仕事は、あなたの生活の中でも、かなりの時間を占めるものですよね。

しかし、「仕事行きたくない…」このように思う環境で過ごしていると、毎日が本当に苦痛で、常に吐き気があったり、頭痛や動悸も日常茶飯事かもしれません。

私も、新卒で入社した会社にいた頃は、何度も体調を崩し、数えきれないくらい病院にお世話になりました。

毎日気持ち悪くて、身体が熱く、息も上手くできなくて、手の震えが止まらないこともありますよね。

仕事に行きたくないという想いで、体調を崩してしまっているあなたには、いつでも自然と笑えるような日々を過ごしてほしいので、私と一緒に、現状から抜け出しませんか?

私の体験も元に、お話しさせてもらえればと思うので、あなたの未来をちょっとでも良い方向に変えるきっかけとなれば嬉しいです。

あなたに起きている体調の変化

今日も仕事…
どうにかして休めないかな
うちの会社、爆発したらいいのに…

このような想いの中で仕事に行く日々は、とても辛いですよね。

私も仕事に行きたくなかった頃は、毎朝目が覚めると、そのまま布団の中で「今日休む理由」を考えるのがクセでした。

でも、結局仕事に行くんですよね。

あなたも同じような生活を送っているかもしれませんが、「仕事に行きたくない」という毎日に悩まされているだけでなく、身体にも変化が現れている場合は、心が助けを求めている可能性があります。

仕事に行きたくない状態で表れやすい体調の変化を、一緒に見ていければと思うので、あなたの体調も改めて確認してみてほしいです。

体調の変化をどこに感じるか

あなたに起きていると思われる体調の変化、または今後起きるかもしれない体調の変化を、次の2つに分けました。

  • 心で感じる体調の変化
  • 身体で感じる体調の変化

ただし、視点や考え方によっては分け方が変わるので、ここでは一つの例として見てもらえると嬉しいです。

心で感じる体調の変化

気持ち悪い吐き気に近い、または同じ症状。
憂うつ心が沈み、何もかも嫌になったり、マイナスに考えてしまう状態。
だるい身体が重く感じて心に影響し、脱力感を感じたり、やる気がなくなる。
疲れ身体のエネルギーが不足して、元気が出ない。
緊張気持ちが張り詰めて、リラックスできない。
ストレスイライラしたり、鬱憤が溜まってしまう。
足が重い実際に足の重さは変わらないのに、足が持ち上がりにくい。

身体で感じる体調の変化

吐き気お腹が気持ち悪く、戻しそうになったり、戻してしまう。
吐き出しても、何も出てこない時もある。
頭痛今まではなかったのに、頭痛がよく起きるようになった。
お腹が痛い胃や腸に傷みがあったり、重たかったり、モヤモヤする。
眠いしっかり眠っているはずなのに、眠気が取れない。
寝不足眠たいのに眠れず、そのまま朝を迎えてしまう。
下痢食生活を変えていないのに、お通じが乱れてしまう。
体が熱い体温が一時的に上がったり、微熱がおさまらない。
また、身体が火照っていると感じていても、体温を測ってみると平熱。
耳鳴りたまに、または頻繁にキーンと耳鳴りが起きる。
震え寒くもないのに手足や身体が震えてしまう。
息苦しい呼吸が上手くできなかったり、喉の奥が詰まる感覚がある。
チカチカする視界がチカチカ点滅したり、砂嵐のようになったりする。
または、目の前が真っ暗になったり、逆に真っ白になったりもする。
ぼーっとする視点が合わず、何も考えたくなくなる。
涙が出る辛い想いを感じて涙が出ることもあれば、突然涙が出る場合もある。
病気頻繁に風邪を引いたり、その他の病気に掛かってしまう。

本当にただの体調不良?

仕事に行きたくない日々を過ごす中で、何かしら体調が悪い場合は、ただの体調不良と考えるより、あなたの心にも大きく関係していると考えてほしいです。

ここまで、体調の変化についてたくさんの種類を見てもらいましたが、この中でもとくに「風邪を引く」という変化は、ただの体調不良と勘違いしてしまいやすい症状の一つ。

「疲れが溜まって風邪ひいちゃったのかな」この程度で済むならいいのですが、今の仕事を始めてから、明らかに風邪を引きやすくなったのであれば、心が弱まっているのが原因で、免疫力が落ちているのかもしれません。※参考:「ストレス」がたまると「風邪」をひきやすくなる

そう考えると、ただの体調不良で片づけてしまいそうな症状は、たくさんありますよね。

「眠い」や「下痢」なんて、毎日笑って健康に仕事をしている人でも起きるものです。

そのため、ちょっとでも「あれ?」「なんかいつもと違う気がする」このように思ったら、あなたの心の状態に目を向けてみるのがオススメ。

あなたに起きている事をもっと詳しく知るためにも、心と身体のつながりについて、続けて一緒に見ていければと思います。

仕事を辞めたいと思うのは「うつ」のせい?
現状から抜け出すためには >

心と身体のつながり

心と身体は、常に一緒にあるもの。

あなたも、「もう仕事行きたくないよ…」と思う心と、それでも仕事へ行く身体を持っていますよね。

人類の永遠のテーマとも言える心と身体は、とても密接につながっています。

仕事に行きたくなくて体調を崩してしまっている、あなたの心をもっとよく見るためにも、心と身体のつながりについて、私と一緒に考えていってもらえると嬉しいです。

境目はとても曖昧

人の身体はいつでも見たり触れたりできますが、心は誰にも触れず、自分の心だって、目にすることも出来ないですよね。

そのため、まったく別物な気もしてきますが、私はそうでもない気がしています。

「あなたに起きている体調の変化」で、仕事に行きたくない時に現れやすい体調の変化を、心で感じるものと、身体で感じるものとで分けて見てもらいました。

しかし、初めにお話ししたように、この分け方は一つの例に過ぎません。

「気持ち悪い(心)」と、「吐き気(身体)」って、ほぼ同じですし、私は「疲れ」を心で感じる方に分類しましたが、身体じゃないの?と思う場合もありますよね。

「緊張」も、心がリラックスできないだけでなく、身体がこわばったり、手や声が震えたり、身体が熱くなる場合もあるはず。

逆に、頭痛や下痢など、身体に症状が出れば、「不快な気持ち」として心にも変化が表れるものです。

中でも「涙」は、痛みを感じて出るだけでなく、「悲しい」とか「嬉しい」と心が感じた時にも出るため、心と身体の境目が曖昧なことが、とても分かりやすいですよね。

心と身体は違うもののようで、実はあなたの中で複雑に混ざり合っているみたいです。

心身相関

心と身体がお互いに作用しあっていることを「心身相関(しんしんそうかん)」といい、私は高校の授業で教わりました。

ヤケドをした時に、「痛い」という不快な気持ちになるのは、身体が心に作用しているということ。

ドキドキしている時に汗をかくのは、心が身体に作用しているということ。

改めて考えてみると、人の身体ってすごく不思議ですよね…。

心も身体も、はるか昔から世界中で研究し続けられており、身体については多くのことが分かっているため、咳が出れば咳を止める薬を出してもらえます。

しかし、心の方は目に見えないため、解明されていない事はまだまだあるようです。

吐き気を治せば仕事に行きたくなる?

あなたは今、行きたくない会社へ通う毎日で、心も身体もボロボロだと思います。

もし、仕事に行きたくないという気持ちが、吐き気となって体調に現れているとすると、この2つは、一つ前に見てもらった「心身相関」の関係にありますよね。

そして、あなたは「仕事に行きたくない」という今の状況から、何とかして抜け出したいと思っているはず。

「あ!じゃあ吐き気を治せば、仕事に行きたくなるんじゃない?」

もしかすると、このような考えが浮かんだかもしれませんが、今、実際に吐き気が治ってスッキリしたあなたを想像してみてください。

…どうですか?

仕事に行きたくなりそうですか?

多分、「仕事に行きたくない」という心の方は、あんまり変わらないんじゃないかなと思います。

心身相関は、心と身体が作用し合っているといっても、ほとんどは一方通行。

そのため、もしあなたが、体調を崩しながらも我慢して仕事に行っている場合は、心の方を良くしていかない限り、ずっと我慢する日々が続いてしまうかもしれません。

あなたの時間も、病院代も、もったいないです。

身体の変化の方が、目や肌で感じることができるため、そちらに意識が向きがちですが、私と一緒に、あなたの「心」にもっと目を向けて見てみませんか?

目に見えないあなたの「心」のこと、私と一緒にじっくり考えていきましょう。
著者:ひめてぃぶ(@fukuchan927)

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あなたの心の一番近くにいる人は?

突然ですが、あなたの心の一番近くにいる人って、誰ですか?

あなたを育ててくれたご両親とか、血が繋がっていないのに心が通い合えた、旦那さんや奥さんかもしれません。

でも、あなたの「心」と常に一緒にいるのは、あなた自身ですよね。

本来なら、あなたが一番あなたの心に気付いてあげられる気がしますが、案外、自分のことって自分でもよく分からなかったりします。

身体の状態だって、お医者さんに聞いて初めてわかることばかり。

そのため、あなたの心が圧し潰されていたり、ヒビが入っていても、あなた自身で気が付けない場合があるんです。

私も、仕事に行きたくなかった当時、吐き気や微熱が何ヶ月も続き、よく病院にお世話になっていましたが、「自分のストレスをちゃんと自覚してください!」と、お医者さんに怒られてしまいました…笑

それでは、あなたの心の状態に気が付くにはどうすればいいのか、私と一緒に見てもらえると嬉しいです。

心の叫びに気付いてあげるには

もしかすると、あなたはあなた自身の心の叫びに、気が付いているのかもしれません。

仕事に行こうとする時、いつもお腹が痛くなるとしても、

「緊張しちゃうだけだよね」
「誰でも感じるストレスだろう」

このように、あなた自身をごまかしている可能性もあります。

もちろん、本当にただの軽い緊張や、誰もが受けるストレスなのかもしれませんが、そうじゃないかもしれないですよね。

あなたのことを、もっと「やさしい方向」に疑ってほしいです。

「自分の心は、限界を感じていないんじゃないかな?」

ではなく、

「自分の心は、限界を感じているんじゃないかな?」

このように、もっともっと、あなた自身を心配してください。

難しい場合は、イメージを膨らませると考えやすくなるので、私と一緒に、ちょっと実践してみませんか?

あなた自身の本音を聞き出す

「もしかして、自分の心は限界を感じているのかも…」

一つ前で見てもらったように、まずはここがスタートラインです。

そうしたら、あなた自身を「思いっきり客観視」するために、心の中のあなたを思い浮かべてみましょう。

ご自身の顔や姿がうまく思い浮かべられない場合は、鏡で確認してからでも大丈夫。

あなたの目の前に、心の中のあなたを出現させたら、仕事に行きたくない事や、今の率直な気持ちを聞いてみてほしいです。

普段のあなたなら、誰かに心配されても、気を遣ってあまり本音を言えないかもしれませんが、心の中のあなたが話す相手はあなた自身なので、怖がらず、気を遣わずに心の内を吐き出します。

「正直、今の仕事は自分に合っていないと思う」
「仕事に行きたくないのって、上司と全然合わないからなんだよね」
「仕事が原因で体調崩してるんだろうなって、本当は気付いてた」

このように、どんどん本音を聞き出しましょう。

もしかすると、心の中のあなたに話を聞いてみても「もう自分でもよく分からない…」と、目の前で泣きながらうずくまってしまうかも。

その時は、「そうだよね」「つらいよね」と、抱きしめてあげてほしいです。一緒に泣いてもいいと思います。

心の中のあなたが本音を話してくれたら、そこからどうすればいいのか、あなたの現状を少しでも変えるために、続けて見てもらえると嬉しいです。

「仕事に行きたくない」毎日から抜け出すために

仕事に行きたくなくて、吐き気が止まらなかったり、ふと涙が出たり、心も身体もズッシリと重たい日々…。

このような毎日から抜け出すには、一つ前の「あなたの心の一番近くにいる人は?」で見てもらったように、あなた自身の心の叫びに耳を傾けて、まずあなたの心の状態を知るのが第一です。

あなた自身の本音に気付くだけでも、心がかなり軽くなるかもしれませんね。

ただ、現状を変えるためにも、何か行動に移さないといけないのですが…あなたはどんな方法が思い浮かびますか?

  • 頑張って我慢する
  • 部署異動や業務担当を変えてもらう
  • 休職する
  • ひとまず退職する
  • 別の仕事・会社に転職する

私は、この5つが頭に浮かびました。

きっとあなたの中で、

「仕事行きたくない」
「それでも行かなきゃ…」
「でもこのまま続けられるのかな…」

このように、頭の中でぐるぐるしているかもしれません。

ぐるぐるから抜け出して前に進むため、また、心も身体も健康に過ごすためにも、私と一緒に詳しく見ていきましょう。

あなたはどうしたい?

自分に素直になって考えてみてもらいたいのですが、仕事に行きたくなくて、体調を崩してしまっている今、あなたはどうしたいですか?

誰にも何にも気を遣わずに、答えてみてほしいです。

  • 休職して気持ちを整理したい
  • 正直、すぐにでも辞めたい
  • 違う会社に行きたい
  • 一旦退職して、仕事から離れてゆっくり考えたい

このように、率直な気持ちを出してみましょう。

しかし、もしあなたが、今の仕事を辞めたいと思っていても、

「まだ1年も経ってないし…」
「転職先見つかってからじゃないと…」
「こんなことで辞めてちゃ、次の会社も続かないよね…」

多分このように、仕事を辞めてはいけない理由が、ドロドロと付きまとってきますよね。

すごく分かります。

周りのみんなは頑張ってるのに、一人だけレールから外れるのって、怖いです。

でも、このまま身体はボロボロで、気が付いたら心も傷だらけ…そんな仕事を続けて、あなたは幸せになれそうですか?

「自分には幸せな未来なんて…」

そう考える前に、あなたの中の「仕事」はどこにあるのか、続けて一緒に確認してもらえると嬉しいです。

「仕事」はあなたのどこにある?

あなたが生きていくためには、食べ物を食べたり、寝泊まりするお家を確保したりする必要がありますよね。

社会的に見れば、身だしなみを整えるための服や美容院、あなたらしい健康な暮らしのためには、趣味の時間も大切です。

これらを実現したり続けるためには、お金が必要。

そのお金を手に入れるためには、働かなければいけません。

仕事に行きたくないのに、体調を崩してまで行こうとしているあなたは、もしかすると、働くために生きてしまっているのかも。

あなたも聞いたことがあると思いますが、「手段が目的化している」というやつですね。

× 働くために生きる
○ 生きるために働く

もちろん、生きていくためには働いてお金を稼がなければいけませんが、お金を稼ぐためにあなたが今就いている仕事は、一つの選択肢に過ぎません。

この世の中にある仕事って、あなたが就いている仕事だけしか存在しないわけではありませんよね。

業種・職種によって、数えきれないほどの仕事があるはずなのに、あなたはその中にある一つの仕事で、身体を壊しながら「行きたくないなあ…」と頭を悩ませているわけです。

あなたの人生が、仕事の上に乗せられているのではなく、あなたの人生の中に、今の仕事がちょっと登場しているだけ。

今の仕事を辞めれば、登場シーンはそれでおしまいですし、もしほかの会社に転職して、そこでの仕事がとても楽しく、何年も続けられるなら、あなたの人生において、今就いている仕事はほんの脇役だったんだな…となりますよね。

仕事に呑まれてしまわないように、あなたの人生を第一に考えて大丈夫です。

仕事の中にあなたの人生があるのではなく、あなたの人生の中に、仕事があるんですね。
著者:ひめてぃぶ(@fukuchan927)

行動に移してみよう

仕事は毎日のように行くものなので、仕事に行くのが嫌だと、「自分の人生って何なんだろ…」このように、憂うつな気持ちになりますよね。

あなたの大切な人生を明るくするため、心がよどんだ毎日から抜け出すためにも、次のような「あなた自身を守る行動」を起こしましょう。

  • 「行きたくない原因」を解決する
  • 休職する
  • 「働くこと」から一旦離れる
  • 転職する

それぞれどのように行動に移せばいいのか、一緒に詳しく見ていければと思います。

「行きたくない原因」を解決する

仕事に行きたくない原因は、様々なものがありますよね。

  • 今受け持っている仕事が好きじゃない
  • 上司や周りの人が嫌い
  • 今の仕事環境では成長できない
  • 会社の雰囲気が嫌だ
  • 今の仕事は自分に合っていないと思う
  • 業務量が多すぎる
  • 拘束時間が長すぎる

このようにたくさんある原因の中でも、社内で解決できる可能性のあるものについて、上司や人事、総務の人などに相談してみるという選択もあります。

つまり、休職や転職など、会社から離れるのではなく、行きたくない仕事に手を加えて、仕事に行きたいと思える環境を整える…という事ですね。

具体的には、次の2つに分けられます。

原因となる人・仕事から離れる部署異動をさせてもらえないか相談する
原因となる人・仕事を改善する迷惑行為をしてくる人(上司・先輩・同僚など)に関して、人事などに相談する

正直、心に余裕がなければどちらも難しいですよね。

自分以外の人や決まりを動かすのって、簡単なことではないですし、言い出すのもかなりの勇気が必要。

退職や転職をするなら、もうその会社を出ていくわけですから、ちょっと勇気がいる事も言いやすいかもしれませんが、社内で何かを求める場合は、言い出したりお願いしたあとも、その会社で働くことになるため、社内の状況によってはかなりの度胸がいります。

社内で頼れる人にこっそり相談してみるという方法もあるので、あなたの会社で行動に移せそうであれば実践してみてほしいですが、難しければ、無理せずほかの選択肢も見てみましょう。

休職する

休職とは文字通り、会社をしばらくお休みすること。

その会社の所属から外れる「退職」と違って、会社との契約が保たれたままです。

お休み中はお給料がもらえるのか、どのくらいの期間お休みできるのかなど、気になるところがたくさんあると思いますが、会社によってバラバラ。

そのため、休職の条件も会社によるのはもちろん、そもそも休職という制度が設けられているかどうかも、あなたの勤める会社に確認する必要があるんです。

入社時の契約書や、Web社内報など、契約内容の確認できるものがあれば、あなた自身で確認することができると思います。

休職中の出費生活費+社会保険料
休職中の会社との契約結ばれたまま
休職中のお給料の有無会社によってバラバラ
休職できる期間
休職制度の有無

また、注意してほしいのが、もしあなたの会社に休職制度があっても、休職中にお給料がもらえないという決まりがあると、収入がなくなりますよね。

その際、消費するお金は生活費だけでなく、社会保険料も支払う必要があります。

初めにお話ししたように、休職は退職と違って、会社との契約が続いた状態となるため、社会保険料が発生。

いつもなら、自動的に社会保険料が天引きされた状態の金額で、お給料があなたの口座に振り込まれていますが、お給料がもらえないとなると、会社はあなたから直接保険料を支払ってもらわなければいけません。

そこで、経済的な支援制度を利用して、休職中の費用を確保するという方法もあるので、一緒に詳しく見ていければと思います。

傷病手当金

傷病手当金とは、個人的な理由で病気やケガをした場合にもらえるお金のこと。

ただし、傷病手当金を受け取るには、下記のような条件があります。

条件1あなたが勤める会社の健康保険に加入している、被保険者本人ということ
あなたが勤める会社の健康保険は、会社から支給されている健康保険証を見ると、組合などが分かります。ただし、中には傷病手当金がもらえない保健組合もあるため、あなたの会社の健康保険は傷病手当金が適用されるのか、調べておくのがオススメです。
条件2「お仕事以外が原因の病気やケガによって働くことが出来ない状態」という診断を医師から受けること
お仕事が原因の場合は、労災(労働災害保険)が適用されますが、労災が認められるには半年以上かかる場合や、認められる条件も難しくなってきます。そのため、例えばお医者さんにうつ病と診断された場合、あなたの中で「上司のパワハラが原因だと思うんだけどな…」と思っても、まずは傷病手当金を申請しておくのがオススメです。
条件3会社からお給料が支払われなくなったこと
会社からお給料をもらっている間は、傷病手当金をもらうことができず、有給休暇などの制度があれば、それらを消化してから支給されることになるんです。もし、休職中にお給料が一切もらえなくなるのではなく、減額されたという場合でも、傷病手当金の金額を下回っていれば、条件に適用されます。
条件43日連続で休んだ期間があること
会社を3日間連続で休むと、お休み4日目から傷病手当金がもらえることになります。つまり、3日間は傷病手当金をもらわずに会社を休む期間が必要ということですが、この3日間は、公休日や有給休暇も含めて大丈夫です。

あなたが傷病手当金をもらうためには、これらが前提となるため、まずは会社の健康保健について調べておいたり、お医者さんにきちんと診断してもらうようにしましょう。

傷病手当金がもらえる期間

傷病手当金は、最長で1年6か月の間もらうことができます。

ただし、途中でお仕事を復帰しても、この1年6か月という期間は、スタートした時点で止まりません。

例えば、4か月休職する間に傷病手当金をもらい、その後復帰することができましたが、復帰できた期間は3ヶ月で、その後もう一度休職して傷病手当金を受け取るとします。

お仕事に復帰している3か月間は、働いてお給料をもらっているわけですから、傷病手当金は必要ないですし、実際支給もされません。

しかし、最初にとった4か月間の傷病手当金がスタートした時点で、受給期間の1年6か月は経過し続けるため、もう一度休職してからもらえる傷病手当金は、

1年6ヶ月-(4ヶ月+3ヶ月)=11ヶ月分

このようになるんです。

そのため、「もったいない」みたいな話になってきますが、あなたの心や身体としっかり相談して、お休みする期間を決めるようにしましょう。

また、もし例のように4ヶ月休職して傷病手当金をもらうことになった場合、会社の制度によっては休職期間を延長できる場合もあります。

傷病手当金については、月ごとに申請するのが一般的なので、休職期間の終わりが近付いてきたら、診断してもらった病院で再度診察してもらったり、あなたの心や身体とよく相談してから、必要に応じて休職期間の延長や、傷病手当金をもらうのがオススメです。

傷病手当金の金額

傷病手当金は、標準報酬月額の2/3を日で割った金額を、休んだ日数だけもらうことができます。

標準報酬月額とは、保険料を計算するときの元となる金額のことで、標準報酬月額によって等級が決められているんです。

例:あなたの標準報酬月額が180,000円だった場合

180,000円の2/3=120,000円

120,000円÷30日=4,000円

つまり、一日にもらえる傷病手当金の金額は、4,000円となるわけです。

…ちょっと難しいお話ですが、要するに、受け取れる傷病手当金を計算するための、元となる枠組が用意されていて、あなたがどの等級に該当するかによって、もらえる金額が変わるということになります。

労働者災害補償保険(労災保険)

お仕事以外の個人的な理由で病気やケガをした時にもらえる「傷病手当金」と違って、労災はお仕事が原因の場合にもらうことができるお金です。

ただし、労災を申請してから、適用されたりお金をもらえるようになるまで、半年以上、場合によっては1年ほど掛かる場合もあり、会社側も手続きになかなか協力してくれなければ、ますます難しくなります。

あなたが勤める会社に対して、「ここの会社のパワハラが原因で病気になりましたよ」と伝えることになりますし、労災を適用させるには、会社側にもそれを認めるハンコを押してもらう必要があるため、会社との闘いのようなもの。

そのため、まずは労災について人事に相談してみたり、傷病手当金を先に申請しておくのがオススメです。

アルバイトでも長期のお休みができる場合はある

私が現在勤めている会社には、正社員・アルバイトともに、産休や育休、介護による休職制度はあるものの、それ以外の事情による休職制度はありません。

しかし、私と同じ部署のバイトさんは、前々から上司に相談していたこともあって、長期のお休みを取ることが出来たため、休職制度が適用されない場合でも、会社によっては長期休暇できるケースもあります。

そのバイトさんは、自分の道に迷いながらお仕事している状態でしたが、ある日、大学の友達がいるドイツに行って、一旦仕事や会社から離れ、これからのことをじっくり考えたいと思い立ち、飛行機に乗って飛んでいきました。

予定では1ヶ月か2ヶ月くらい滞在するつもりだったそうですが、結局3ヶ月もドイツでのんびり過ごし、その後はアルバイトに復帰して半年で、前々からやりたいと思っていた動画作成のお仕事先へ転職。

もちろんアルバイトなので、ドイツにいた3ヶ月間はお給料が出ないですし、会社の社会保険料は発生していましたが、足りない保険料は、復帰後のお給料から引いて支払っていましたし、このバイトさんの場合、ドイツの友達のお家でごはんや寝泊まりをさせてもらっていたため、観光や飛行機代くらいで出費を抑えることが出来たみたいです。

あなたがもしアルバイトでも、長期のお休みが取れるかもしれないので、一度上司や信頼できる社員さん、人事などに相談してみましょう。

何のために休職する?

休職したあと、問題なさそうなら復帰しても大丈夫ですが、そのまま退職したり、転職するのも全然OKです。

ただし、休職する時は「何のための休職なのか」を考えてみましょう。

  • 今の会社に復帰したいという気持ちがあるから休む
  • 復帰するか、退職・転職するかを考えるために休む
  • 転職活動に充てる

もちろん、大前提はあなたの心と身体を休めること。

休めることだけで精一杯かもしれませんが、休職期間中、ちょっとでも前に進むためにも、何か行動に移してほしいです。

行動と言っても、転職したいという気持ちがあるなら、ちょっと気分が乗る日に少しだけ転職サイトを覗いてみるだけでもいいと思います。

また、上記の2つ目に挙げたように、復帰や退職、転職についてじっくりと考える…というのも、前に進むための立派な行動です。

「ひとまず休職する」ということも大きな一歩ですが、その一歩を無駄にしないためにも、「そこからどうしたいか」を、あなたの中でよく考えてみましょう。

「働くこと」から一旦離れる

今の会社から離れるというよりも、まず「働く」「仕事をする」という事そのものから一度距離を置いてみるのも、あなたが前に進むためには大きな行動となります。

つまり、今の会社を退職するということです。

休職も、一時的に「働くこと」から離れることになるから、あまり変わらないんじゃ?このように考えるかもしれませんが、状況は似ていても気持ちは全然違うんじゃないかなと思います。

退職は、会社との契約がなくなるため、心のしがらみから解放されますが、休職はあくまで「お休み」となり、あなたは会社に所属したまま。

私は実際、退職して無職になった経験がありますが、休職の経験はありません。

そのため、休職した時の気持ちは想像することしかできませんが、多分退職と違って、休職期間が終わった時のこと、復帰のことなどが、休職中も付きまとう気がします。

退職して心や身体を休める時間を取るのはもちろん、会社とか仕事とか、いろいろから一旦あなたを解放してみると、物事の見え方や考え方が変わって、これからどうしていきたいのか、あなた自身の心を整理しやすくなる場合もあるんです。

退職する前に注意してほしい事

転職先が決まっている状態での退職であればいいのですが、退職して無職になる場合、次のような事に気を付けてもらいたいです。

収入がなくなる休職の場合、会社によってはいつもより少ない額でもお給料がもらえる事もありますが、退職すると収入源がなくなってしまいます。
社会保険から国民健康保険になる会社に勤めている場合は、会社の所属する組合の社会保険に加入していて、保険料も自動で天引きされていましたが、退職後は国民健康保険になり、あなた自身で保険料を支払わなければいけません。
住民税を自分で支払う必要がある会社からお給料をもらっている時は、住民税は自動的に天引きされていましたが、健康保険とおなじく、退職するとあなた自身で住民税を支払う必要があります。
国民年金を自分で支払う必要がある健康保険と同じく、これまでは会社が自動であなたのお給料から支払ってくれていた年金も、自分で支払うことになります。

私は、新卒で入った会社を辞める時、とにかく「辞める」ことに必死で、このようにお金のことは全く考えていなかった…というか知らなかったので、退職から2ヶ月後くらいにいろいろな封筒が届いた時はものすごく焦りました笑。

  • 保険料
  • 住民税
  • 年金

これらは無職であっても支払う必要があり、支払わないままでいると「払ってくださーい!」という封筒がどんどん届いたり、私はお役所から確認の電話をもらったことも…。

当時の私の貯金はほぼゼロ円だったため、お金を納めるのが難しい場合に申請できる「猶予制度」を利用させてもらい、追い立てられる状況は何とか免れ、新しいお仕事を始めてから少しずつ支払いました。

上記の3つは、どれも免除・猶予制度があるため、退職後に支払いが難しい場合は、このような制度も視野にいれて考えてみるのがオススメです。

雇用保険

失業保険とも呼ばれる雇用保険は、働きたいのに仕事に就けない場合に適用される保険のことで、転職先が決まっていたり、学業や家業に専念するという場合は、雇用保険を利用することはできません。

ただし、自己都合で退職した場合の雇用保険は、待機期間という期間のほかに、給付制限が設けられており、もし適用されたとしても、申請から一週間+3ヶ月も待たなければお金を受け取ることができないんです。

私も無職になった時、雇用保険について考えましたが、ハローワークへ行ったり、説明会へ参加したり、いろいろな書類があったり…「手続きめんどくさそう」というのが正直なところでした。

お金をもらえるまで3ヶ月以上も掛かる上に、面倒な手続きをするくらいなら、単発の派遣でもアルバイトでも何でもいいから、自分で稼いだ方が楽だな…。

このように思って、私は雇用保険を利用せずに、派遣やアルバイトを探して食い繋いでいきました。

  • 貯金額
  • お仕事へ復帰する意欲(派遣やアルバイトも含む)
  • 出費(生活費・住民税・健康保険料・年金)

これらと併せて、一週間+3ヶ月という期間をよく考えながら、雇用保険を利用するのか、あなた自身で少しずつお仕事に復帰していくのかを決めるのがオススメです。

転職する

転職と聞くと、あなたが今勤めている会社から新しい会社へ移る、と考えるのが一般的ですが、転職の道のりは人によって様々だと、私は思っています。

今の会社次の会社
今の会社休職次の会社
今の会社休職退職次の会社
今の会社退職次の会社

休職や退職を挟んで、初めて転職できる場合もありますよね。

また、転職先の雇用形態は、正社員である必要もありません。

今は、正社員にこだわらず、派遣でやっていく!と決めてお仕事する人もいれば、アルバイトでダブルワークという選択をする人もいますし、フリーランスの人気も上がってきているみたいです。

派遣やアルバイトから初めて、ゆくゆくは正社員を目指すという道もあると思いますし、未経験の業界だけどやってみたいという場合は、むしろアルバイトなどの方が飛び込みやすいかもしれません。

このように、転職と一言でいっても、様々な道や選択肢があるので、一本道で硬くとらえるのではなく、もっと自由に考えてみましょう。

転職は、あなたが本当にやりたい事、やってみたい事を始める大チャンス。

お仕事へ復帰する道のりや雇用形態にとらわれず飛び出してみると、気持ちも楽ですし、業界の選択肢も広がるので結構オススメですよ。

最後に。

ここまで、私と一緒に見ていただきありがとうございます。

あなたが、今の仕事に対して現状を変えようとする時は、「あなたが納得できる選択」をしてほしいです。

ほんとにこれでいいのかな…このように悩んでいるのであれば、納得できる答えが出るまで悩みましょう。

ただし、悩んでいる最中に身体や心が壊れてしまいそうであれば、一旦今のお仕事から離れて大丈夫。

どんな形でもいいです。

休職したり、退職して一旦無職になったりと、人生の幕間が訪れるかもしれませんが、あなたの人生の中で「仕事、楽しいな」と思えるシーンは、けっこう近くまで来ているかもしれません。

お仕事が辛くて体調を崩してしまっているあなたにとって、このページが少しでも、役立つものになれば嬉しいです。
著者:ひめてぃぶ(@fukuchan927

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